「共通的な到達目標モデル(第二次案修正案)」について
法科大学院協会
法科大学院協会においては、かねてからいわゆる「共通的な到達目標」について、文部科学省の「専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラム」の調査研究班からの依頼に基づき、調査研究班と連携して検討を続け、会員校に対する意見照会や本年3月には調査研究班と共催のシンポジウムを開催しました。先般、そのような機会に示された会員校の意見なども踏まえて、調査研究班の最終案というべき、「共通的な到達目標モデル(第二次案修正案)」が作成されました。
また、中央教育審議会法科大学院特別委員会第2WGにおいても、「共通的な到達目標の在り方」に関する一般的な考え方について、引き続き審議が行われてきましたが、9月16日の文部科学省法科大学院特別委員会において、第2WGの策定した「共通的な到達目標の在り方に関する検討結果」が了承され、各法科大学院において、「共通的な到達目標」を踏まえ、それぞれの到達目標を設定することが必要である等とする提言がなされたところです。そこで、協会として、情報提供の趣旨として、上記第二次案修正案の内容を会員校に紹介するものです。