教員研修のご案内
法科大学院協会
教員研修等検討委員会
主任 田 口 守 一
法科大学院では、法理論教育を中心とした実務との架橋を強く意識した教育が行われることとなっております。そのような法科大学院における教育を修了し、新司法試験に合格して司法修習生に採用された新61期修習生は、現在、各地の配属庁における新たな分野別実務修習を受けておりますが、東京,さいたま及び大阪で修習を受けている修習生(A班)は,分野別実務修習終了後、司法研修所において集合修習を受けることとなっております。法科大学院教育を踏まえた集合修習の模様を法科大学院の教員が実地に見学させていただき、新司法修習の指導方針等に関する正確な情報を得ることは、新しい法曹養成プロセスの中核を担い,司法修習との有機的な連携を図るべき法科大学院にとって極めて貴重な機会と考えます。また、このような新たな司法修習の指導方針等に関する情報がこの機会を通じて協会加盟校で広く共有されることも、法科大学院全体の発展にとって同時に重要なことと考えます。
以上から、司法研修所のご協力を得て、以下のように新61期司法修習について教員研修を執り行うことといたしました。ふるってご参加下さいますようご案内申し上げます。
記
1日時: | 民事系教員研修 平成20年8月22日(金) 刑事系教員研修 平成20年9月 2日(火) |
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2 場所: | 司法研修所 〒351-0194 埼玉県和光市南2丁目3-8 |
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3 日程: | 民事系教員研修・刑事系教員研修 ともに11時ころ司法研修所正門集合 17時ころ終了の予定(詳細は、後日通知いたします)。 |
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4 授業内容(新61期集合修習) | ||||||||||
(1) 民事系教員研修:「民事共通演習2」 修習生を裁判官役,原告訴訟代理人役,被告訴訟代理人役等に分け,弁論準備手続期日における争点整理手続を実演させる。修習生には,主要事実レベルでの争点,重要な間接事実レベルでの争点,それらを立証する人証を明確にすることを求めており,争点整理の結果に基づいて争点の確認をするなどさせる。その後,教官から,争点整理の解説を行う。 (2) 刑事系教員研修:「刑事共通演習2」 修習生を裁判官役,検察官役,弁護人役等に分け,公判前整理手続期日における複数の争点の1つに関する争点整理を実演させた上,さらに,公判前整理手続期日における証拠の整理に関する争点整理を実演させる。その後,教官から,争点整理の講評を行う。 |
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5 参加人数: | 民事系・刑事系ともに20人とさせていただきますが、応募人数がこれを上回るような場合には、原則として抽選により決定させていただきますが、その際には、1法科大学院当たり1人とさせていただくとともに全国各地の法科大学院に参加いただくという要素も加味して決定させていただくことをお断りしておきます。 | |||||||||
6 申込先: | 法科大学院協会事務局 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-34 原宿コーポ別館613 エヌプランニングオフィース内 TEL&Fax:03-5414-3166 申込方法:メールで事務担当小山までお申込み下さい。 メール・アドレス:jals@pf6.so-net.ne.jp
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7 申込締切: | 平成20年8月4日(月) | |||||||||
8 参加案内: | 参加のご案内は8月7日(木)ころを予定しています。 ご希望に添えなかった場合もご連絡いたします。 |
以上